雪中行軍

雪の時期、群馬では、道の確保が大事な問題です。
道が雪に埋もれてしまうと、積雪がけっこうな高さのため、動きがとれなくなってしまいます。
そこで、雪が積もると、いち早く、村の方が除雪車やブルトーザーをフル出動させて道を作ってくれるのですが、その道は、村の隅々にまで伸びている訳ではありません。
除雪車やブルトーザーを使うにしても、雪かきには相当な労力がかかるので、雪かきをして道を作ってくれるのは、日常の生活に必要なところまでに限られてしまいます。

そのため、月に数回しか訪れない私たちの家の前までは、雪かきはされていません。
数日振りに行くと、家のまわりは雪が積もったままの状態です。

そのため、私たちは、雪をかき分けながら家まで行くのです。
道が出来ているところまで車で行き、そこで車を停めて、そこから先は徒歩で雪の中を進みます。


長靴 当然、靴は長靴です。
雪が入ってこないように、膝下までの丈のある長靴を履きます。
ビニール製なので、雪の冷たさがストレートに伝わってくるため、靴底に二重に中敷を敷いて、温かさを確保します。

そして、転んだ時に備え両手を空けておくため、鞄はリュックにします。
大き目のリュックに、着替えや食料など一切合財を詰め込んで、それを背負います。

長靴の足跡 転んで頭を打つことを防ぐため、そして寒さから逃れるため、耳まで隠れるニット帽をかぶります。

そんな重装備で、私たちは雪の中を歩くのです。


始めの頃は、この雪中行軍にはたいへんな思いをしていましたが、この頃はだいぶ慣れてきました。
重い荷物を背負いながら歩きつつ、新雪に足を踏み入れる時のぎゅっぎゅっという音を、楽しむ余裕ができてきました。







TOPページ 都会暮らしあれこれ 田舎暮らしあれこれ